本当の自分の意識状態で行動する人は、自分の素直な気持ちに従っているため、「楽しい」「ワクワクする」「嬉しい」という意識状態が多く、さらにそうなる結果を引き寄せている。その法則を科学的に教えてくれる書籍です。潜在意識をいい状態にすると、自分の周りもいい方向に変わっていくという、嘘のような話ですが、ホントなんだと納得させられました。地球が太陽の周りを回っているという真実は五感では知覚できないが、科学的に証明されれた真実。真実は我々の知覚を超えたところにあるという大前提でこの書籍は書かれています。人間の五感では知覚できない真実があることは科学者、成功者は知っているのです。古事記に書かれいる神話も量子力学が関係しているのかもしれないです。
万人に同じ現実はない、ただ解釈があるだけ。
例えば、毎日歩いている道で、歯が痛くなったとします。そうするとその道の先々に歯医者さんの看板がたくさんあることに気づくことがあります。意識した瞬間から、歯医者の看板がたくさんある道に現実に変わる例。意識が現実をつくる理屈とのことだ。そこにはそれぞれの人が意識した、ただ解釈があるだけということだ。理解しにくいが、量子論やの脳科学ではこの理論が証明されているそうだ。自分の意識をどこにおくかで現実が変わっていくという信じがたい理論を多くの学者さんが提唱してるそうだ。難しいがおもしろい!
量子論や脳科学をベースに引き寄せの法則を考えると、意識した時点で量子(素粒子)の状態が確定し、意識しているので脳が認識する範囲も決まり、その範囲をどう解釈するかでその人の現実が決まる、ということになります。ですので、物理学者や脳科学者は「万人に同じ現実はない、ただ解釈があるだけ」と言います。
科学的 潜在意識の書きかえ方 著者:小森圭太
言葉の影響力はある
言葉は良いエネルギーを持っている。言霊といわれるようように、その言葉で元氣にもなるし、不安定な状況にもなると感じる。最近はその感覚を実感するときわりと多い。この書籍で紹介される良いエネルギーをもっている言葉を、意図的に使用していきたい。「ありがとう・嬉しい・楽しい・すごい・素晴らしい・幸せ・えらい・豊かだ・ついてる」
世界で初めて無肥料・無農薬でのリンゴ栽培に成功した木村秋則さんもこんな経験談を話されています。木村さんはリンゴの木、1本1本に、感謝や褒める言葉の声かけをする習慣があるそうですが、実験も兼ねてある1本の木にはあえて声かけをしなかったらその木だけ枯れてしまったと・・・。
科学的 潜在意識の書きかえ方 著者:小森圭太
頑張るという言葉は自己卑下につながる
「頑張る」という言葉はじつは、エネルギーを弱める言葉だったとは驚きでした。他人と比べて自分はダメという意識が前提にある言葉だから、生体反応が弱まり本来の持っているエネルギーが抜けてしまうそうだ。量子の集合体である身体も「ダメ」と意識しているから「身体」も「ダメ」になるという。量子論からも説明できるエネルギーの話。「頑張る」ではなく、「今の自分のベストを発揮する。最高の自分を出す。」の言葉なら自然体のエネルギーがでて良い流れになるそうだ。
実は「頑張る=我を張る」とも言われています。「我を張る」ということは、他人と比較して「俺が俺が、私が私が」と自分の凄さや優位さをアピールする行為です。で、なぜ自分の凄さや優位さをアピールするかとというと「そうでもしないとわかってもらえない」、「そうしないと認めてもらえない」、「そうしないと優秀と思われない」という恐れや不安の意識があるからです。「そうでもしないと認めてもらえない」という恐れが「私が私が」と頑張ることになる。つまり、そのような「頑張る意識」が自動的に「自己卑下」につながっているんです。「そうしないと自分はダメだから頑張る!!」では、その前提の「自分はダメ」という意識状態が現実化するんです。「これが問題だ」→「これが課題だ」「どこがダメなんだろう」→「どうしたらよくなるだろう」「頑張ろう」→「最高の自分を発揮する」
科学的潜在意識の書きかえ方 著者:小森圭太
「気」エネルギーを〆る
元気、天気、病気の気という文字にはエネルギーと解釈できるそうだ。その気という文字には「氣」を使うほうがエネルギーが広がるそうだ。意識して「氣」のうほうを使っていこうと思う。
エネルギーが八方に広がっている様子を表しているのが「氣」という文字なんです。一方の「気」は「〆る」という文字が使われいますよね。「エネルギー」を「〆る」という意味で使われているんです。つまりエネルギーを「出さないようにする」ための文字なんです。
科学的潜在意識の書きかえ方 著者:小森圭太
人間が最終的に欲しているもの
結局はみんな一番欲しているのは心の満足なんだ。お金でも車での家でもなく名誉でもな、感情の満足なんですね。感情の満足のためにお仕事をして、お金を稼いでい、美味しいごはんを食べる。すごくシンプルな真理なんだなと教えてもらった。
多くの人が最終的に求めているものは感情的な満足です。これに例外は絶対にありません。たとえお金がたくさんあったとしても、たとえ好きなものが好きなだけ手に入ったとしても、そこに感情的な満足がなければ決して満たされません。いくらたくさんお金があったとしても、信頼できる人が周りに全くおらず、常に一人ぼっちで、命の危険に毎日怯える日々なんて嫌でしょ?そう、お金もモノも、人でさえも、あなたの感情的な満足を得るための手段なんです。ここをはき違えないことがとても重要なんですよ。
科学的潜在意識の書きかえ方 著者:小森圭太