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スラムダンク勝利学

目標に向かって石を置いていく

ただ自分のやるべきことを、淡々と毎日継続することが一番大切なんだと改めて勉強になった。一日一個の"石"を置くという感覚を意識していく。それが成長しているのを感じながらまた継続していく、それが力に変わるのです。当たり前のことのようですがとても心に響く言葉です。この言葉を常に意識していきたい思います。

一日一個の”石”を置くということを忘れず、一日一日を大切にしてほしいのです。そのような心の習慣がつけば、大切な試合の前日など昨日までと同じようにまた一個”石”を置けば、目標が達成されるということでワクワクするはずなのです。置かなくてはならない"石"の大きさや重さは違います。しかしそれぞれが毎日するべきことをして、それぞれの"石"を一日一個ずつ置いていくことがチームスポーツの醍醐味であり、強さに比例していくのです。

スラムダンク勝利学 著者:辻秀一

不安はどこからくるのか?

日々何かしらモヤモヤした不安を感じて生きてませんか?日曜の夜は仕事の不安、憂鬱な気持ちを感じてないですか?この本に不安のメカニズムが説明されていれスッキリします。不安の源は想像にあったのです。不安は当たり前に誰もが持つもので、不安とうまく付き合っていくということなのですね。

セルフイメージを縮小させる最悪の思考の一つが比較思考です。他人との比較、理想の比較、過去のよい頃との比較など、我々は安易に、そして数限りないものとの比較思考を行ってしまっています。この思考癖がいざというときに不安や緊張を呼び込み、セルフイメージを小さくさせ、結局、実力が出せなくなることになります。日頃から比較癖をなくし、常に自分自身に目を向け、今するべきことに集中して全力を尽くす心の習慣を築き上げることこそが、一流への思考法になるのです。

スラムダンク勝利学 著者:辻秀一

与えれば、必ず自分に返ってくる

「感謝の言葉」は最強のコミュニケーションツールだ。コミュニケーションが苦手な僕はこの「感謝の言葉」をまずは使いたおしたいと思う。「感謝の言葉」を伝えると周り巡って自分のところに返ってくることを度々実感した。仕事でどんなにつらい時で、心が疲れていても相手に感謝の言葉を伝えると自然と周りが自分のことをサポートしてくれたのを忘れられない体験だった。心の習慣としていきたいと思う。

自分自身には決して言わない、あるいは行動しないような内容の言動を他人にぶつけるというようなことは、一流の勝利を手に入れる競技者にはあり得ません。彼らはそれらの言動が、自らの首を締めることになるということを知っており、ひいてはその言動により自分の力が本番で発揮されなくなるということを学んでいるからなのです。一方、自分に返ってくるというのであれば、プラスなことを与えれれば、それもまた自分に返ってくるはずでしょう。プラスなことが自分に返るということは、セルフイメージの維持・拡大につながります。

スラムダンク勝利学 著者:辻秀一

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