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THE THREE HAPPINES 幸福になる方法 のわかりやすい実用書

幸せになりたいとか、幸せになってねとよく言われるけど、、なんとなく幸せって何だろう?て考えるときがある。そのモヤモヤを吹き飛ばしくれる素晴らしい書籍です。何度もこの本を読み返すだろう。豊かな人生の基礎となる考え方がとても勉強になる。脳科学の観点から説明してくれるのでとても納得させらる内容です。

幸福の基盤は、心と体の健康

心と体の健康(セロトニン的幸福)こそが幸福の基盤。健康で、病気でなく、健やかな心、ご機嫌な状態でいることそれこそが幸福なのだ。当たり前の日常に幸福があった。病気やケガをしてその日常を失う。そこではじめて幸福だったことをみんな気づく。なので日々の生活で健康の体でいれるよう食生活を意識していきます。心と体の健康(セロトニン的幸福)を保てる人は、いつも冷静でピンチにも平常心でいれるので周りからも信頼される人間になれるそうだ。セロトニン幸福は良好な人間関係にもつながる。

心と体の健康(セロトニン的幸福)を維持する方法の一つに、「寝る15分までに今日あった楽しいできごとを3つ日記に書く」がある。これは簡単だから実践します。人間は寝る前に考えたことが一番記憶に残るそうだ。一日のなかで9個嫌なことがあっても1個楽しいことがあれば、その1個にフォーカスする習慣をみにつけるのもよいそうだ。セロトニン的幸福が維持できるポイントなので実践します。

有史以来、多くの人が頭を悩ませてきた「幸福とは何か」の問いに、10秒で答えを出していきましょう。ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。つまり、脳内で幸福物質が出た状態が幸せであり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」である。

THE THREE HAPPINES 精神科医が見つけた3つの幸福 著者:樺沢紫苑

仲間や家族とのつながりから生まれるオキシトシン的幸福

人間はやっぱり誰かとつながることで幸福を感じる。それがオキシトシン的幸福だ。つながりが感じれない孤独な状態は弧毒。孤独は喫煙に匹敵するほど健康に悪いという結果があるそうだ。定年しても仕事を引退はぜずに生涯現役が幸福にもつながり健康にもよいのだ。家族、仲間を大切にしていこうと改めて思います。そして色々な人間とのつながりを作り生涯現役を目標にします。

まずは「健康」と「つながり」を意識、幸福の基盤であるセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福を固めます。心と身体を整える。人間関係を整えるということ。基礎が固まれば、次にドーパミン的幸福を目指します。新しいことを学び自己成長する。コンフォートゾーンを出ることです。ここで、セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福、ドーパミン的幸福の小さな三角形が(三段重)ができあがります。

THE THREE HAPPINES 精神科医が見つけた3つの幸福 著者:樺沢紫苑

結婚すれば幸せになれる?

よくある永遠のテーマだ。幸せになれるかは夫婦関係のありかたで決まる。幸福な夫婦関係は、お互いを尊重し、協力し夫婦それぞれが自己成長することが大切。自分も将来結婚したらこの思考を忘れずにいきます。

心理学で「ヤマアラシのジレンマ」という概念があります。寒さのなか、2匹のヤマアラシがいます。離れていると寒いので、体を暖め合うために体を寄せあいますが、近づきすぎるとお互いの「針」が相手に刺さって、痛みを感じます。2匹は近づいたり離れたりしながら、お互いに傷つかない、ちょうどいい距離を見つけます。このたとえは、心理的な距離が近すぎると傷つけ合うことになり、適度な距離感が重要だと教えてくれます。

結婚は「ゴール」ではありません。結婚は「試練」です。あるいは、結婚とは「振り出しに戻る」ことなのです。それまで「恋人関係」で積み上げた「関係性」「愛情」「経験値」などが、「結婚」というイベントによって、つまり「夫婦関係」になったときに、完全に降り出しに戻るような状態。いろいろ大変なことも起こるし、楽しいことも起こります。つまり、「試練」と言ったのは、「苦しい」「つらい」「たいへん」を夫婦で乗り越えることで、自己成長しながら、人生の階段を昇っていくということ。

THE THREE HAPPINES 精神科医が見つけた3つの幸福 著者:樺沢紫苑

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